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ギャンブルの控除率一覧:
一番損しにくい賭け方は?
控除率(ハウスエッジ)は、賭けたお金のうち、平均して胴元の取り分になる割合です。一番低いのはバカラのバンカーで1.06%。でも低くても、長く続けるほど、平均の負けは「控除率×賭けた合計」に近づきます。カジノ・競馬・競艇・パチンコ・toto・宝くじの控除率と還元率を比べて、1万人で確かめます。
ギャンブル別の控除率一覧(低い順)
根拠:カジノは計算(ルーレットは0が1つと、0と00がある式。バカラは8デッキ、バンカーは5%の手数料、すべての配り方を数えて計算)。競馬は一次資料(JRA「勝馬投票法ごとの払戻率」)。競艇は一次資料(モーターボート競走法 第15条、国土交通省「海事レポート2019」の「約75%」)。totoは一次資料(文部科学省の資料「払戻金(売上の50%)」)。宝くじは2026年ハロウィンジャンボの公式の当選金表から計算した還元率 約47.3%。
1回1,000円。プラスで終われた人(1万人ずつ)
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控除率(ハウスエッジ)とは
控除率は、賭けたお金のうち、平均して胴元の取り分になる割合です。カジノでは英語でハウスエッジ(house edge)と呼びます。昔からの言い方では「テラ銭」です。
例:控除率2.70%のルーレットに合計1万円賭けると、平均で270円減って、9,730円が戻ります。1回ごとの結果はばらばらでも、回数を重ねると、この平均に近づいていきます。
競馬や競艇は、売上から先に決まった割合を引いて、残りを当たった人で分けます。カジノは、当たる確率より少し低い配当にしてあります。しくみは違っても、どちらも胴元の取り分が先に決まっています。
根拠:計算。「テラ銭」の言い方は二次(社会実情データ図録「賭事・ギャンブルゲームの控除率(テラ銭の割合)」)。競馬の分け方は一次資料(JRA「勝馬投票法ごとの払戻率」)
控除率と還元率の関係
還元率=100%−控除率です。還元率は、賭けたお金のうち、当たった人に戻る割合です。同じことを、取られる側から見たのが控除率、戻る側から見たのが還元率です。
例:JRAの単勝は、還元率(JRAの言い方では払戻率)が80%。控除率は20%です。ジャンボ宝くじは還元率が約47.3%なので、控除率は約52.7%です。
還元率が高いほど(控除率が低いほど)、賭ける人の平均の損は小さくなります。
根拠:一次資料(JRA「勝馬投票法ごとの払戻率」)。宝くじは江戸時代から宝くじを買い続けたらのページで、公式の当選金表から計算した数字
ギャンブルの還元率を比較(1万円賭けたら、平均いくら戻る?)
カジノ:バカラのバンカー 9,894円(還元率98.94%)、ルーレット(0が1つ)9,730円(97.30%)。
競馬(JRA):単勝・複勝 8,000円(80%)、枠連・馬連・ワイド 7,750円(77.5%)、馬単・3連複 7,500円(75%)、3連単 7,250円(72.5%)、WIN5 7,000円(70%)。
競艇(ボートレース):約7,500円(約75%)。法律で「75%以上」と決まっています。
競輪・オートレース:法律では「70%以上で、施行者が決める率」です。券の種類ごとに決めるので、このページの一覧には入れていません。
toto(サッカーくじ):5,000円(50%)。
パチンコ・パチスロ:約7,930円(約79.3%)。法律で決まった率はありません。ここでは、上場しているホール大手1社(約420店)の決算で、お客さんが玉やメダルを借りたお金に対して、景品として戻した額の割合を計算しました。お店や機械によって変わる目安です。
宝くじ(ジャンボ):約4,730円(約47.3%)。法律で、当選金の合計は売上の5割までと決まっています。
どれも平均は1万円より少なくなります。このページのギャンブルで、平均がプラスになるものはありません。
根拠:カジノは計算。一次資料:JRA「勝馬投票法ごとの払戻率」、モーターボート競走法 第15条、自転車競技法 第12条、小型自動車競走法 第16条、文部科学省の資料(toto「払戻金(売上の50%)」)、当せん金付証票法 第5条、ダイナムジャパンホールディングス 2025/2026年次報告書(2026年3月期、玉・メダルの貸出5,583.68億円、景品4,429.39億円)。ジャンボの47.3%は計算
控除率が低くても負ける理由
平均の負けは「控除率×賭けた合計」です。バンカーに1,000円ずつ1,000回賭けると、賭けた合計は100万円。その1.06%で、平均およそ1万円負けます。
回数が少ないうちは運のぶれが大きく、勝つ人もたくさんいます。回数が増えるとぶれより控除率が勝ち、プラスの人が減っていきます。バンカーでは、プラスで終われる人は10回で44.5%、1,000回で35.8%です。
ただし、ルーレットの1つの数に賭けるような当たりにくい賭け方は、ぶれがとても大きいので、1,000回でもプラスの人が45.1%残ります。それでも1人あたりの平均は約2万7千円のマイナスです。勝つ人は少数の大当たり、負ける人はたくさんの小さな負けです。
根拠:計算(すべての結果の確率を足し合わせた数字)。上のシミュレーターの結果も、回すたびに少しずれますが、ほぼこの数字になります。
よくある疑問
一番勝てるギャンブルは?
控除率で比べるなら、このページで一番低いのはバカラのバンカー(1.06%)、次がクラップスのドントパス(1.36%)です。ただし「一番負けにくい」であって、平均はマイナスです。続けるほど、平均の負けは賭けた合計の1.06%に近づきます。
期待値がプラスになるギャンブルはある?
このページの賭け方は、すべて期待値(1回あたりの平均の収支)がマイナスです。賭け方を組み合わせても、マイナスを足し合わせるだけです。マーチンゲール法のような賭け方で変わるのは、勝つ人と負ける人の割合だけです。くわしくは賭け方別の破産確率(ギャンブラーの破産問題)で比べています。
競馬の控除率は、馬券の種類で違う?
違います。JRAでは、単勝・複勝が一番低い20%、WIN5が一番高い30%です。おおむね、当たりにくい馬券ほど控除率が高く決められています。
パチンコの還元率は何%?
法律で決まった率はありません。上場しているホール大手1社の2026年3月期の決算では、玉やメダルを借りたお金5,583.68億円に対して、景品として戻したのが4,429.39億円で、約79.3%でした。前の3年も77〜78%台です。1社だけの数字なので、お店や機械によって違います。
機械そのものにも決まりがあり、試験で10時間打ったとき、出る玉が打った玉の「2分の1を超え、3分の4未満」でなければ置けません。これは機械の性能の範囲で、お店の交換率までは含みません。
宝くじの還元率は、なぜ低い?
当せん金付証票法で、当選金の合計は売上の5割までと決まっているためです。2026年ハロウィンジャンボで計算すると約47.3%でした。買い続けたらどうなるかはジャンボ宝くじで1億円当たるまで何年で試せます。
オンラインカジノなら、日本からでも遊べる?
遊べません。警察庁は「海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です」としています。賭博罪は50万円以下の罰金または科料です。
根拠:控除率と期待値は計算。競馬は一次資料(JRA「勝馬投票法ごとの払戻率」)。宝くじは一次資料(当せん金付証票法 第5条)と計算。オンラインカジノは一次資料(警察庁「オンラインカジノを利用した賭博は犯罪です!」)。パチンコは一次資料(ダイナムジャパンホールディングス 2025/2026年次報告書、e-Gov「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」別表第2)。1社の決算から計算した目安です
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