テラ銭(寺銭)は、賭場を開いた人が勝負のたびに取る手数料です。勝ったほうから取ります。
割合は「賭け金の4分(4%)が原則」とする事典があり、ほかに「6のゾロ目が出たときは1割」「ゾロ目のときだけ取る」など、いろいろな取り方があったと書かれています。決まった1つの割合があったわけではないようです。
名前の由来には諸説あります。寺社の境内は取り締まりがゆるく、そこで開いた賭場がもうけを寺へ寄進する形をとった、という説が知られています。
根拠:日本大百科全書(ニッポニカ)「寺銭」(倉茂貞助)、改訂新版 世界大百科事典「寺銭」(加太こうじ)(コトバンク)、山本博文「時代劇用語指南:丁半」(imidas)。最高裁判所の判決(昭和24年4月12日・第三小法廷)も、寺銭を「勝負の都度、勝利者の取得する金銭中から一定の歩合で取立てるもの」としています(裁判所)。
このページでは「勝ったとき、賭け金×テラ銭の割合を引く」として計算します。1,000円張って勝つと、テラ銭4%なら手に入るのは960円、負ければ1,000円を失います。