ICM CALCULATOR

ICM計算機
ディールの取り分を計算

ポーカーのトーナメントで、残った人のチップと賞金を入れると、ICM(インディペンデント・チップ・モデル)での取り分がすぐ出ます。チップの数で割る「チップ割り」とくらべて、ディール(賞金の話し合い)の目安に。

チップ5割のトップでも、ICMだと賞金の 37.8%

残っている人とチップ

名前(任意)チップ

賞金の単位

まだ配っていない賞金(順位ごと)

合計

合計を入れて割合を押すと、下の金額が入ります。金額は直接書きかえてもOK。

順位賞金

ディールの端数

くらべるチップ割り

WHY

チップリーダーがチップ割りより少なくなるわけ

チップを2倍にしても、もらえる賞金は2倍になりません。1位の賞金より多くはもらえないからです。逆にチップが少ない人も、先に誰かが飛べば上の賞金に届きます。そのぶん、ICMではトップの取り分が減り、少ない人の取り分が増えます。

いちばん分かりやすい2人の場合。1位70・2位30のとき、2位の30は2人とも必ずもらえます。チップで決まるのは残りの40だけです。

トップのチップチップ割りICM差

2人のときは ICM = 30 + 40 ×(チップの割合)。3人以上でも、上の計算機で同じことが起きるのを確かめられます。

HOW

ICMの計算のしかた

ICMは「チップの割合=1位になる確率」と考えて、2位・3位…の確率を順に出し、賞金をかけて足します(ハーヴィルの式。マルムースがポーカーに使ったので Malmuth-Harville とも呼びます)。

  1. 1位の確率:自分のチップ ÷ 全員のチップ。
  2. 2位の確率:誰かが1位になったとして、残りのチップの中での自分の割合。これを「誰が1位か」の全部の場合で足す。
  3. 3位から下も同じように、上の人を抜いた残りで割合を出す。
  4. 取り分=(1位の確率 × 1位の賞金)+(2位の確率 × 2位の賞金)+ …

例:チップが A 50%・B 30%・C 20%、賞金が1位70・2位30。

1位の確率2位の確率ICMチップ割り

この例はWikipedia「Independent Chip Model」の計算例と同じ数字(A約45・B約32・C約22)。このページは同じ式を全員・全順位について計算しています。

よくある疑問

ICMとは?
ICM(Independent Chip Model)は、トーナメントの途中で「今のチップなら賞金をいくらもらえる見込みか」を出す考え方です。全員の腕が同じとみなし、チップの量だけで順位の確率を決めて、賞金をかけて足します。
ICMの計算方法は?
1位になる確率を「自分のチップ ÷ 全員のチップ」とし、2位は「1位の人を抜いた残りのチップでの割合」、3位以下も同じように出します。それぞれの確率に順位の賞金をかけて足したものが取り分です。人数が増えると組み合わせが多くなるので、計算機を使うのが早いです。
ディールとは?
トーナメントの終盤で、残った人どうしが話し合って、まだ配っていない賞金の分け方を決めることです。最後まで打たずにそこで終えたり、一部だけ残して続けたりします。分け方の目安に、チップ割りやICMが使われます。
チップ割りとICMの違いは?
チップ割りは、賞金をチップの比でそのまま分けます。ICMは順位ごとの確率を出してから分けます。チップが多い人はチップ割りのほうが多く、少ない人はICMのほうが多くなります。
チップリーダーが損するのはなぜ?
チップを全部取っても1位の賞金までしかもらえず、チップが少ない人も2位や3位の賞金に届く見込みがあるからです。チップの価値は、持っている量が増えるほど1枚あたりで下がります。
バブルとは?
あと1人飛べば、残った全員が賞金をもらえる場面のことです。この計算機で「人数>賞金のある順位の数」のときがそれにあたり、チップが少ない人は賞金なしになる見込みもあるので、取り分がぐっと小さくなります。
ICMはどれくらい正しい?
腕の差や、ブラインドの大きさ、座る位置は入っていない、ざっくりした目安です。3人の場合をくわしく解いた研究では、順位の確率はずれることがあっても、取り分の金額はかなり近いと報告されています(Diaconis・Ethier)。